3日目①の続き
知床国立公園
10:10 知床五湖フィールドハウス
レクチャー料を支払い、自然公園法に基づく立入認定証を入手した。
10:30 レクチャー
散策にあたり、職員の人から遵守事項やルートの説明、ヒグマに出会わないためにすべきことや出会ったときにとるべき行動、最近の出没情報などを教えてもらった。出会わないために声を出すという説明で職員が実際に大声を出していたのだが、職員の目の前に座っていた小さい子供が驚いていた。親も子供の相手をしていて話に集中していなかったため驚いていた。襲われたときにはうつ伏せになって足を開き、首の後ろに手を回して保護をするのだが、これでも無事では済まないという説明が印象に残っている。とにかく出会わないことが大事だということだ。
レクチャーを終え、ついに地上遊歩道に足を踏み入れた。今回私たちは五湖すべてに立ち寄る大ループ(五湖コース)を選択した。3kmで約1時間30分のコースだ。
道はややぬかるんだ土や左の写真のような木道となっている。途中には明らかにやばそうなキノコも生えていた。この散策中、頻繁にアブにつきまとわれていた。私の目に止まった時は軽くパニックになって、メガネと帽子を地面に投げた。メガネの内側に、直接目に止まったのでやばかった。羽音がしたら自分とM氏はしゃがみこんでいた。
11:00 五湖
大ループでは五湖からカウントダウンするように湖を回っていくコースになっている。雲が少し多いがいい天気だ。
11:05 四湖
レクチャーの通り、声を出しながら移動していた。HOKTOの「きのこの唄」とか「ジャイアンにボエボエ」を歌ったりもした。四湖に到着したときには小さい子連れの3人家族がいた。写真撮影をした後、速やかにここを後にした。
虫に刺されたくないので暑いけど長袖の上着を着て歩いた。この写真ではM氏が先頭を歩いているが、基本的には私かA氏が先頭だった。
11:10 三湖
三湖が見えてきた。途中、水が流れ出ている上を渡る箇所もあった。
正直なところ、三湖が一番よかった。
ここで3人で記念撮影もした。
島みたいなところに木が生えている様子もあった。
次に進む途中でよくわからん木の実?が落ちていた。
11:30 二湖
一番面積の大きいのがこの二湖だ。三湖の次にいい感じだと思う。
11:33 二湖(小ループ合流地点)
小ループとの合流地点にたどり着いた。先にツアーガイド付きの団体客がいたのでいなくなってから写真を撮った。ここを出て一湖に向かう途中でその団体を抜かした。私たちはかなりハイペースで進んでいた。
11:42 一湖
最後の一湖に到着した。先には小さい子連れの家族が休憩をしていた。二湖や三湖に比べると正直微妙な感じがしたのですぐに先へと進んだ。
11:45 地上遊歩道終点/高架木道入口
一湖の端に高架木道が見えてきた。この先はヒグマに遭遇する心配もない。扉を入るともう後戻りはできないように内側のドアノブがなく、一方通行の回転式柵もあった。
片道800mで所要時間約20分の道が続く。道の横には高圧電線が張られており、ヒグマが登ってこれないようになっている。
右側には先ほど観光船で通ったオホーツク海が見える。
高架木道を歩いている途中で見覚えのある人を何人か見かけたが、同じ観光船に乗っていた人たちだった。
12:00 高架木道出入口
約70分で1周し終えた。なかなか疲れた。
フィールドハウスの横にあるパークサービスセンターでこけももソフトを買って食べた。ヒグマもコケモモを食べるらしい。ここでもエゾシカバーガーが売られていたが買わなかった。
休憩した後、天に続く道を目指すため出発した。
3日目③に続く