5日目②の続き
余市郡
08:00 起床
この日は時間に余裕があるので8時に起きた。朝食は前日にイトーヨーカドーで買ったパンと雪印コーヒーだ。メープルクリームパンは北海道の日糧製パンが作ったものだ。A氏は深夜に消費期限が切れたいなりセットを食べていた。
私は最終日にやっと予備の靴に履き替えた。知床五湖などを歩いたときに泥がついたので本当は3日目に履き替えるべきだった。前日の夜に荷物の準備をすべて済ませていたのでスムーズに出ることができた。
9:10に宿を出た。この日は私の運転で出発した。
A氏がニッカウヰスキー余市蒸留所に寄りたいと言っていたが、事前予約が必要だったので今回はスルーした。
古平郡~積丹郡
国道229号を通り積丹出岬を目指す。センターラインのある片側1車線で、途中で登坂車線もあったので走りやすい道だった。基本的には抜かしてほしいので登坂車線を走っていた。あとこれから工事をするために準備をしている工事関係者が路肩にいたので減速して通過した。
目的地まであと5kmくらいになったところですごい雨が降り始めた。宿を出るときに確認した雨雲レーダーでは降り始めはまだ先のはずだったが早まっていた。風も強いがふらつくことはなかった。
10:25 神威岬
到着したときも強い雨と風で、雨雲レーダーを見ながら車内で待機していた。ほかの車に乗っている人たちも車内で雨が弱まるのを待っていたみたいだった。
暇なので近くにある売店「カムイ番屋」に急いで入ってお土産を見ることにした。珍味シリーズがあったので親に買って帰ることにした。本当はホタテを買いたかったがそれだけ品切れだったのでやわらかタコを買った。このときレジの店員が研修中の若い女性だったのだが、バーコードを読み込んだ後投げ捨てるように置いたことに衝撃を受けた。研修中にしてもやったらいけないことくらい分かるだろと思った。そんな全体的に問題ありな接客を受けた後に店を出ようとしたが、相変わらず雨がすごかったので少し待った。しかし弱まりそうにないので1回車に戻ることにした。建物近くに車を持ってくることを私が提案したが、結局3人で走って車に乗った。
雨雲レーダーとにらめっこしながら待っていたが、11時に一旦雨が止むはずが少しずつ先に伸びていたので諦めて展望台に行くことにした。本当は神威岬の先端まで行きたいが諦めた。
展望台まででも結構距離があって、長い上り階段だったのですごい疲れる。A氏だけ先に行ってしまったのでM氏と一緒に後を追いかけていた。途中で過呼吸になりそうだったくらいにはきつかった。
やっと展望台に着いた。少し雨は弱まっているが風は相変わらず強い。服もそこそこ濡れているがもうどうでもよかった。天気が良くないのでしゃこたんブルーを見れなかったのが残念だ。3人で記念写真を撮った後に車に戻った。出発するときに売店の建物から複数人がカッパを着て岬の先端の方に向かっているのが見えたが多分大変な道のりだろう。この後も引き続き私が運転する。
ここまで来たときは上りだったので引き返す道のりは当然下りである。下り坂を運転中はなるべくエンジンブレーキを使うように心がけていたのだが、1回長い下り坂でエンジンが唸った箇所があった。エンジンブレーキだけでは限界があったのでフットブレーキもそれなりに使いながら長い下り坂を走行した。
昼食を食べるところを決めてそこに向かったが営業していなかったので1回通り過ぎた。
その後、ここで折り返して戻った先にあるセイコーマートの駐車場に入った。近所にある別の飲食店をスマホで探してすぐに出た。
11:35 飲み喰い処 平八
店に入り、入口から一番近い個室に案内された。机の下に足を入れるための掘りがあるタイプの席だった。壁を挟んで1つとなりの個室にはおじさん2人組がいるみたいだった。注文するものを決め、若い男の店員さんに注文した。
私とM氏はざるそばを注文した。セットのおにぎりを私は鮭にしてM氏は梅にした。メニュー表には載ってなかったザンギもセットになっていて結構おいしかった。
A氏はいくら丼を食べていた。ちなみに私はいくらアレルギー持ちなので選ばなかった。
お会計でレシート発行の不具合があったが、なくても私は困らないので受け取らずに店を出た。店を出るときにスーツのサラリーマンらしき2人組とすれ違いながら出た。ここから先の運転はA氏に任せることにして出発した。
最終日②に続く